【徹底解説】国内FXと海外FX、どっちが良いの?

りおな

はいこんにちは。りおなちゃんねるです。

今日は国内FXと海外FXについて徹底解説していきたいと思います!

最近国内FXの方でFXトレード頑張ってたんですが、レバレッジがかけれないので全然ポジションが持てなくて、元々使ってた「AximTrade」という海外FX口座も使おうかなと思います!

しかし

  • 国内FXと海外FXどっちが良いの?
  • 海外FXって危なくないの?
  • そもそも海外FXって何?

と思う方もいらっしゃると思うので、

今日は国内FXと海外FXを比較しつつ、海外FXを使うメリット・デメリットについて、5年間FXトレードをやってきた私の意見も交えつつ、公平な目線から徹底解説していきたいと思います。

国内FX業者のメリット

FXを始めるには、国内FX会社と海外FX会社を選択する必要があります。

まずは、国内FX会社のメリットを見ていきましょう!

①金融庁の登録があり、安全性が高い

国内FXは厳しい規制のある日本の金融庁に登録されており、定められた一定の基準をクリアしています。

また、国内FXには我々の資産の信託補償義務があります。

信託補償義務とは?
FX会社が倒産しても預けた資金が返金されるという仕組みです。

りおな

万が一のことがあっても資産が戻ってくるので安全性が高いです!

②繰越控除ができる

国内FXでは繰越控除を受けることができます。

繰越控除とは?
株式投資、投資信託、FXなどの損失を3年間繰り越すことができる仕組みです。

これはFXやCFD、先物・オプション取引などにおいて可能です!

りおな

繰越控除は「先物取引に係る雑所得等の金額」から控除ができます!

繰越控除を受けるには損失を出してしまった翌年以降から行うことができますので、忘れないようにしてください。

③税率は一律で約20%

国内FX会社は、申告分離課税で税率は「20.315%」と一律になっています。

りおな

いくら稼いでも一律約20%です!

一方で海外FXの場合は、利益に応じて税率が変動しますので、利益が多ければ多いほど税率も高くなるということに気をつけなくてはいけません。

国内FX業者のデメリット

①レバレッジは最大25倍まで

国内FXでは、レバレッジが25倍までと規制されています。

これはレバレッジが高すぎるとリスクが高いために、投資家を守るための法律として定められているものです。

低レバレッジでの取引であれば不便には感じないかもしれませんが、1~5万円の少額運用で100万円にするなど、とにかく一攫千金がしたい!という方には国内FXは向いていません。

しかし海外FXは最大1000倍以上レバレッジをかけれる証券会社があるので、ハイレバレッジで取引したい人は海外FXが向いているでしょう。

②追証がある/ロスカットレートが高い

国内FXには「追証」という制度があります。

FXでは入金した証拠金にレバレッジをかけている分、追証の判断になるのは「証拠金維持率」というものです。

追証とは?

追加証拠金の略称で、保証金が一定水準よりも下回ったときに追加で保証金を入金する必要があることです。

証拠金維持率とは?
必要証拠金に対する純資産の割合を示します。

(例)証券会社が証拠金維持率が100%以下で追証になると規定されている場合

証拠金維持率が100%以下になると、追証が発生し、追証発生日の24時までに追証金額分を入金するか、若しくは追証金額分の取引証拠金が減るようポジション決済を行う事により、追証を解消する必要があります。

簡単にいうと、含み損を多く抱えた時に追加入金するか損切りするかで決断を迫られるわけです。

この点でいうと、海外FXには追証がなく、規定の証拠金維持率以下になると強制ロスカットになるので、海外FXの方がロスカットされずらい状態にはなるでしょう。

ロスカットルールは国内FX会社は大体50~100%と規定している所が多いですが、海外FX会社は20%以下で規定していることが多いです。

りおな

ロスカットルールは会社ごとに規定が違うので、トレードする前に必ず確認!

③証拠金以上に損失がでる可能性がある

証拠金がマイナスになってしまうというトレーダーリスクを軽減するため、先ほど説明した強制ロスカットというシステムがどのFX業者も用意されています。

強制ロスカットとは?
証拠金維持率が一定の水準を割り込んだときに、さらなる損失の拡大を防ぐために保有の建玉を強制的に決済すること。

これは一見安心と思われるかも知れませんが、実は強制ロスカットは必ずしも行われるわけではありません。

強制ロスカットが行われない局面というのは、リーマンショックやスイスフランショックなどといった大きな相場急変時です。

起きる可能性は小さいですが、発生すれば大きな損失を抱えてしまうということで、非常に大きなリスクがあります。

残念ながらほとんどの国内FX業者では強制ロスカットが行われなかった場合、証拠金以上に損失が出た場合は証拠金に加えて、追加入金で補填しないといけない形になります。

このリスクについては、日本の法律である金融商品取引法第四十条の第二号で、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスになっても補填してはいけないという内容の記載があります。

(例)100万円でFXトレードしていたが、スイスフランショックによる急変動で強制ロスカットが間に合わず、-200万円の損失が出てしまった。

りおな

もう100万円分損失に...

というパターンもでてくるかもしれません。

しかし、海外FX業者の場合、多くの証券会社でゼロカットシステムが導入されています。

ゼロカットシステムとは?

為替相場の急激な変動によりロスカットが間に合わず、損失が発生した場合に、FX業者が損失分を負担してくれるシステムです。

ゼロカットシステムがあるから海外FX業者を選ぶという人もいるくらい、海外FX業者を利用するときの大きなメリットとなっています。

ゼロカットシステムにより、ハイリスクハイリターンのトレードも安心して行えるというわけです。

ただし、ゼロカットシステムが発動されたときは、FX業者側の負担になるため、国内業者に比べるとスプレッド(手数料)は広く設定されていることが多いです。

なので、万が一の急変動が起きた場合は、海外FXの方が有利となるでしょう。

海外FXのメリット

①ハイレバレッジで取引が可能

国内FXの最大レバレッジは25倍なのに比べ、なんといっても海外FXはハイレバレッジで取引できるのがメリットといえるでしょう。

りおな

海外FXは約1000倍以上のレバレッジをかけられる会社が多いです

この差がどれくらいあるのかというと、

(例)10万円でトレードする場合

運用資金国内(25倍)海外(1000倍)
10万円250万円分1億円分

国内FXでは10万円×25倍=250万円分のトレードしかできないですが、海外FXレバレッジ1000倍の場合だと、10万円×1000倍=1億円分のトレードができるわけです。

少ない資金で大きな額を動かすことができますので、ハイレバレッジで取引がしたい人は海外FX一択でしょう。

②商品ラインナップが豊富

日本国内のFX会社は日本円を含む通貨ペアを重点的に取扱商品とする傾向があり、商品ラインナップが豊富とは言えません

しかし海外FX会社では、投資商品や取引のスキームが多く、日本では取り扱われていない銘柄や商品が数多く存在します。

FX通貨ペア銘柄の他に、コモディティ(農作物や原油など)、世界の主要株式指数(日経平均やダウ平均など)、貴金属などのCFD商品を取り扱っており、投資ポートフォリオのリスク分散が可能です。

近年、一部の海外FX会社では、世界の主要株式市場に上場している優良個別株式や、ビットコインを含む仮想通貨のCFD取引ができるところも増えてきています。

これらバラエティに富んだ取り扱い商品を同一のFX口座で取引できるのは、かなりのメリットでしょう。

③ボーナスがある

海外FXでは、国内証券会社と比べ、ボーナスが充実しているというメリットがあります。

ボーナスとは?

条件をクリアすると取引に使えるお金がもらえるキャンペーンです。ボーナスは出金はできませんが、証拠金に充当してトレードに生かすことができます。

なので、ボーナス自体は出金できないものの、ボーナスを使って生んだ利益は出金が可能ということになります。

ボーナスは海外証券会社によってさまざまですが、

  • 口座開設ボーナス
  • 入金ボーナス
  • 取引ボーナス

などがあります。

また、取引や入金額に応じて豪華キャンペーンへの応募ができるサイトもあるので、取引とは違った楽しみ方もできるかもしれません。

海外FXのデメリット

①税金が高くなりやすい

国内FXはいくら稼いでも税率が一律になりますが、海外FXで稼いだ利益には総合課税が適用されます。

総合課税とは?

海外FXで得た利益だけでなく、給料や不動産所得など他の所得も合計した所得額から税金を計算する方法です。

(例)年間の課税所得が400万円ある会社員が海外FXで200万円の利益を得た場合、600万円に対して所得税が課税されることになります。

所得税は累進課税で計算されるので、稼げば稼ぐほど税率も高くなります。

こちらの表をご覧下さい。

給与所得所得税率控除額住民税
1,000~195万円以下5%0円10%
195~330万円以下10%97,500円10%
330~695万円以下20%427,500円10%
695~900万円以下23%636,000円10%
900~1,800万円以下33%1,536,000円10%
1,800~4,000万円以下40%2,796,000円10%
4,000万円以上45%4,796,000円10%
所得税の速算表

自身の給料や副業での収入から控除分を除いた課税所得金額を算出し、それに海外FXの利益を加えて、所得税は計算する必要があります。

所得税の税率は5〜45%になっており、より多くの利益があれば多くの税金を支払わなくてはいけないために手元に残る額が少なくなる可能性があります。

りおな

目安として、100万円単位で年間で利益が出る場合は、海外FXではなく、国内FXを使用した方が良いというケースもありうるでしょう。

所得税やその他の税金の計算方法は「年収と税金」というブログでまとめてますので、よければみてみてください。

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②出金停止のリスクがある

国内FX会社で出金トラブルが起きることはめったにありません。

しかし残念ながら海外FX会社では出金停止のトラブルになってしまうことがあります。

海外FXは日本の金融当局による規制ができないために、良い会社もあれば詐欺を行う会社も数多く存在します。

もしも

  • 入金したら操作できなくなった
  • 出金ができない
  • サポートに連絡つかなくなった

などということがあれば、詐欺をする証券会社の可能性が高いです。

しかし、全ての海外FX会社が詐欺業者であるということはありません。

よく海外FX業者は金融庁に登録されていないから詐欺だ!違法だ!という方もいますが、

日本人が海外FXでトレードをしても違法ではありません。

日本の金融庁のライセンスを取得していない海外FX業者が国内でサービスを展開するのは違法です。

りおな

日本人トレーダーが能動的に海外FX業者を利用する場合は、違法にはなりません。

海外FX業者は海外に住んでいる日本人向けに提供されているものであり、国内に向けたサービスではないという立ち位置となっています。

なので、海外FX業者についてしっかり調べて納得して使用するのが一番良いと思います。

③日本語サポートが不安

英語ができないから、海外FX無理かな...と思う人もいると思いますが、英語が得意でなくても海外FXは利用できます。

最近では海外FX業者の多くが日本人向けに、日本語対応のサービスを提供し始めています。

優良な海外FX業者ではWebサイトやサポートセンター、取引ツールも日本語対応となっています。

特に取引などで何らかのトラブルになったときに、チャットやメール対応が完全に英語であると解決できないと思われがちですが、最近では日本語対応が可能な業者が多いです。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は国内FXと海外FXを比較してメリットとデメリットについて徹底解説してみました!

りおな

結論、私はどちらもメリット・デメリットがあるので、人それぞれ自分にあった証券会社を選ぶのが一番だと思います!

リスクをとってがんがん稼ぎたい!という人もいれば、そこまでリスクをとらなくても少しづつでも増えればいいなという人もいます。

なので、このメリット・デメリットを理解した上で自分にあった証券会社を選んでみてくださいね。

国内FX業者のメリット・デメリットまとめ

メリットデメリット
金融庁の登録があり、安全性が高いレバレッジは最大25倍
繰越控除ができる追証がある/ロスカットレートが高い
税率は一律で約20%証拠金以上に損失がでる可能性がある

海外FX業者のメリット・デメリットまとめ

メリットデメリット
ハイレバレッジで取引が可能税金が高くなりやすい
ラインナップが豊富出金停止のリスク
入金ボーナスがある日本語サポートが不安

ちなみに私は海外FXは「AximTrade」という証券口座を使っています。

AximTradeって正直どんな会社なの、、、?

怪しくないの、、、?

などと、思うのは証券会社を選ぶ上で非常に大事だと思います!ですので実際に私がシンガポールの本社まで行き社長にインタビューしてきました!

その記事はこちらです▼

最後までお読み頂きありがとうございます!