6.ピップス(pips)

ピップス(pips)

ピップス(pips)とは?
percentage in pointの略で、FXで通貨の共通単位として使用され、pipsはその複数形です。円絡みの通貨ペアだと、0.01 円=1 銭(せん)=1pip (ピップ)となります。

USD/JPY(ドル/円)の場合

1ドル=110.00円から 110.10円 に変動した場合、
⇨「10pips又は10銭(せん)上昇した」と表現します。

1ドル=110.00円から109.90円に変動した場合、
⇨「10pips又は10銭(せん)下落した」と表現します。

※「銭」は円絡みの通貨ペアしか使えません。

EUR/USD(ユーロ/ドル)の場合

1ユーロ=1.1500ドルから1.1510ドルに変動した場合、
⇨「10pips上昇した 」と表現します。

 1ユーロ=1.1500ドルから1.1490ドルに変動した場合、
⇨「10pips下落した」と表現します。

このようにドルストレート通貨にも使えるので、PipsはFXでは通貨の共通単位として使用されています。

1pipsはいくら分?

1pipがいくらを表しているのかは、通貨ペアによって異なります。

クロス円の場合

(例) ドル円を1ドル=100.00円で1Lots購入(ロング)

その後相場が上昇したので、 1ドル=100.50円の時に売却。100.50−100.00=50pips(50銭)の獲得

クロス円の損益計算方法
損益=「獲得pips」×0.01円× 〇〇通貨(枚数)

50pips×0.01円×10万通貨(1Lots)
=+50,000円の利益

ドルストレートの場合

(例1) ユーロドルを1ユーロ=1.1500ドルで1Lots購入(ロング) 

その後相場が上昇したので 1ユーロ=1.1550ドルの時に売却。109.50−100.00=50pipsの利益

ドルストレートの損益計算方法
損益=「獲得pips」×0.0001ドル×〇〇通貨(枚数)

50pips× 0.0001ドル×10万通貨(1Lots)
=+500ドルの利益

1ドル=100円の場合、

500ドル×100円=+50,000円の利益

りおな

クロス円・ドルストレートがわからない人は以下の記事を振り返ってみて!

MT4・MT5での確認

トレード>ポジション一覧で、保有ポジションが何pipsで保有しているのか確認できます。

この画像では、1.16070でユーロドルをショートし、約定価格が1.16041なので、

1.16070 −1.16041 

=獲得pips数は、+2.9pips

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