利確と損切
前回のリスクリワードで勉強したことを踏まえて、実際にどれくらいのリスクとリターンがあるのかを見てみましょう。
10,000円入金した場合を考えてみるよ!
5,000円〜100万円入金した場合、クロス円でトレードした場合のロット・ロスカットレート・利益等については上記シートにまとめたので、ご覧ください。
(例)10,000円で仮に0.1ロット(1万通貨)ポジションを持つと、ロスカットレートは約100pipsになります。
※BigBossのスタンダード口座でレバレッジ1,111倍、証拠金維持率20%の場合
ロスカットされて全部失うリスク=100pips(10,000円)なので、リスクリワードを1以上にするには、10,000円以上稼ぐ必要があるということです。
1万円無くなるリスクがあるのに、1万円以下の利益だったら割に合わないよね。
リスクリワードは2以上を目指して利確の位置を定めると割のいい投資になります。
ロスカット(損切り)レートは約100pipsで、利確が200pips取れれば、リスクリワードは2となります。
つまり、1万円のロスカット(損切り)で、2万円以上取れる可能性が高いときにエントリーしていけばリスクリワードが良いということになるんです。
初心者にありがちなのは含み損は100pipsまで耐えるのに、含み益は30pipsで利確することです。私も昔よくやっていたのですが、含み損に耐えるなら、含み益にも同様に耐えなければいけないということを頭で認識しながらトレードしましょう。
たったの100pipsで1万円か〜と思った方!
1万円入れて、プラスにできないのであれば、10万円でも100万円でもプラスになりません。
なぜなら、1万円でも100万円でもやってることは一緒だからです。
では、100万円の場合を見ていきましょう。
(例)1,000,000円で仮に10ロット(100万通貨)ポジションを持つと、ロスカットレートは約100pipsになります。
※BigBossのスタンダード口座でレバレッジ1,111倍、証拠金維持率20%の場合
枚数は10ロット(100万通貨)持っているので、100pips稼げば100万円です。
しかし、ロスカットレートは1万円の時と同じく、約100pipsで一緒です。
このように1万円でも100万円でもロット数が違うだけでやってる事は同じなんです。
やる事は一緒なので、自信がついたら証拠金を増やすと良いですよ!
私はスイングトレードが基本なので、大体損切は50~100pipsの単位で設定します。
リスクリワードは2以上の予想で入るので、200pips以上取れたら利確します。
ただし、大きな指標などでトレンドが変わりそうな場合はリスクリワードが1以上で利確を検討します。
その時の状況次第で柔軟に対応していきましょう!
エントリー
リスクリワードを計算して、利確と損切が設定できた後にエントリーするかどうかを決定します。
初心者は何も考えずにエントリーするので、大体失敗します。
リスクリワードが2以上だと認識して、利益額と損失額を全部計算した後にエントリーすれば、事前に損失額がわかっている状態で余裕ができるので、仮にロスカット(損切り)されても、メンタルへのダメージを軽減する事ができます。
私は最低でもリスクリワードが2以上ないとエントリーしません。
このエントリーしないというのが重要で、チャートを見ていると何かと理由つけてエントリーしたくなるので、必ずリスクリワードが良いポイント以外はエントリーしないでください。
ポジポジ病に悩んでいる方はこのリスクリワードを意識して、エントリーするのを我慢できるようになると改善できると思います。
エントリーポイントについてはまた次回以降でご紹介しますね!
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