ピップス(pips)
ピップス(pips)とは?
percentage in pointの略で、FXで通貨の共通単位として使用され、pipsはその複数形です。円絡みの通貨ペアだと、0.01 円=1 銭(せん)=1pip (ピップ)となります。
USD/JPY(ドル/円)の場合
1ドル=110.00円から 110.10円 に変動した場合、
⇨「10pips又は10銭(せん)上昇した」と表現します。
1ドル=110.00円から109.90円に変動した場合、
⇨「10pips又は10銭(せん)下落した」と表現します。
※「銭」は円絡みの通貨ペアしか使えません。
EUR/USD(ユーロ/ドル)の場合
1ユーロ=1.1500ドルから1.1510ドルに変動した場合、
⇨「10pips上昇した 」と表現します。
1ユーロ=1.1500ドルから1.1490ドルに変動した場合、
⇨「10pips下落した」と表現します。
このようにドルストレート通貨にも使えるので、PipsはFXでは通貨の共通単位として使用されています。
1pipsはいくら分?
1pipがいくらを表しているのかは、通貨ペアによって異なります。
クロス円の場合
(例) ドル円を1ドル=100.00円で1Lots購入(ロング)
その後相場が上昇したので、 1ドル=100.50円の時に売却。100.50−100.00=50pips(50銭)の獲得。
クロス円の損益計算方法
損益=「獲得pips」×0.01円× 〇〇通貨(枚数)
50pips×0.01円×10万通貨(1Lots)
=+50,000円の利益
ドルストレートの場合
(例1) ユーロドルを1ユーロ=1.1500ドルで1Lots購入(ロング)
その後相場が上昇したので 1ユーロ=1.1550ドルの時に売却。109.50−100.00=50pipsの利益
ドルストレートの損益計算方法
損益=「獲得pips」×0.0001ドル×〇〇通貨(枚数)
50pips× 0.0001ドル×10万通貨(1Lots)
=+500ドルの利益
1ドル=100円の場合、
500ドル×100円=+50,000円の利益
クロス円・ドルストレートがわからない人は以下の記事を振り返ってみて!
MT4・MT5での確認
トレード>ポジション一覧で、保有ポジションが何pipsで保有しているのか確認できます。
この画像では、1.16070でユーロドルをショートし、約定価格が1.16041なので、
1.16070 −1.16041
=獲得pips数は、+2.9pips
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