1.スプレッド

スプレッド

スプレッドとは?
FXのお取引成立時に発生する売買手数料のこと。FX取引をする際の売値(bit)と買値(ask)の差額が証券会社の儲けになります。

上図は、
売値(bit/sell):112.792
買値(ask/buy):112.803

※スプレッドは証券会社や通貨ごとに異なります。

スプレッドの計算

スプレッド(pips)=買値ー売値

112.803(買値)−112.792円(売値)=1.1pips(スプレッド)

スプレッドはいくら?

損益=「獲得pips」×0.01円×〇〇通貨(枚数)

(例)0.1ロット(1万通貨)、ドル円をロングした場合、

  1.1pips× 0.01円×1万通貨=110円

MT4・MT5での確認

「気配値」をクリックするとスプレッドを確認できます。

BigBossスプレッド

USDJPY(ドル円):1.1pips
EURUSD(ユーロドル):1.2pips
AUDJPY(豪ドル円):2.4pips
GBPJPY(ポンド円):2.9pips
GBPUSD(ポンドドル):1.3pips
EURJPY(ユーロ円):1.3pips

※時間帯によってスプレッドは変動します。
 (2023年7月時点)

りおな

あれ、ちょっとスプレッド広くない?と思った方もいると思いますが、これには理由があります。

海外FXのスプレッドが広い理由

BigBossは、他の証券会社に比べて「スプレッドが広い」のがデメリットです。

ロスカット部分で説明した、ゼロカットシステムが発動されたときは、BigBoss側の負担になるため、国内FX会社に比べると海外FX会社はスプレッドが広く設定されていることが多いです。

そしてスプレッドが広いのにはもう一つ理由があります。

海外FX業者が採用している取引の仕組みには「DD方式」「NDD方式」の2つの種類があります。

DD方式

DD方式とは?
投資家とFX取扱業者が1対1で取引を行う方式のこと。

FX会社がディーリングデスクというものを置いて、顧客の注文を取り次ぐ形で注文が市場(カバー先や銀行)に流れていくわけです。

つまり、FX会社は注文をトレーダーから受け取って市場に流さなければ、トレーダーの損が利益になり、逆にトレーダーの利益がFX会社の損になる構造になっています。

DD方式はトレーダーが損をすればするほどFX会社が儲かるので、逆にトレーダーが利益を出しすぎてしまうのを好ましく思いません。なので出金停止口座凍結のリスクが高くなりやすい傾向にあります。

NDD方式

NDD方式とは?
投資家からの注文を直接、インターバンク市場へ流して取引を行う方式のこと。

NDD方式を採用しているFX業者はトレーダーの取引結果による利益は得ておらず、FX取引にかかる手数料から儲けを出しています。なので、NDD方式を取り入れているFX会社はスプレッド幅が広くなるのが特徴です。

しかしFX会社を一切介さずに市場(カバー先や銀行)と取引ができるため、FX会社に取引をコントロールされることがありません。非常に透明性が高い取引方法です。

なので、基本的に海外FX会社を使う場合、私は「NDD方式」を取り入れている会社しか使いません。BigBossは「NDD方式」を取り入れていますので、私はFX口座として採用しています。

せっかく稼いでも出金停止になってしまっては、元も子もないので、スプレッドは少し広くても、NDD方式のFX会社を使うようにしています。海外FXの中でもスプレッドが狭い会社はDD方式を採用しているところが多いので、よく調べて海外FX会社を選んでみてください。

またBigBossのスプレッドについては、日々変動していますので、気になる人はチェックしてみてください。

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