6.トレードスタイルを決定

トレードスタイル

人によって取引の期間や手法といったトレードのやり方は千差万別です。しかし重要なのは、自分にあったトレードスタイルを見つけることです。

取引の仕方は大きく分けて以下4種類です。

①スキャルピング:超短期
②デイ     :短期
③スイング   :短・中期
④ポジション  :長期

①スキャルピング(超短期)

スキャルピング(scalping)とは?
数秒や数分という短い間に売買を繰り返して、小さな利益をコツコツと積み重ねていくFXの手法です。

スキャルピングのイメージ

本来、スキャルピングは皮を剥ぐという意味があり新規注文から決済注文までにかかる時間がごくわずかなのが特徴です。

  • スタイル:超短期
  • 取引時間:数秒〜数分
  • 時間足 :1分足〜15分足
  • 狙う利幅:1〜10pips
  • イメージ:1日中チャートに張り付く

集中力があり、短い時間で即座に判断ができ、チャートに張り付く時間のある、専業トレーダーの人はスキャルピングが向いています。

メリット
・トレード時間が短い
・超短期なので時間効率が良い
・損切りと利益確定を明確にできる
・ファンダメンタルズ分析をほぼ必要としない

デメリット
・瞬間的な判断力と正確な操作が必要
・ポジポジ病になりやすい
・集中が必要なので精神的負担が大きい
・損切りをためらうとロスカットの危険がある

②デイトレード(短期)

デイトレードのイメージ

デイトレードとは?
数時間から1日までの短い期間で取引を完了させるスタイルを言います。

1日で必ず完結させるので、ポジションが気になって眠れないということもなく、寝ている間の為替変動リスクも抑えることができます。一度に大きな利益を得ることは難しいですが、コツコツと利益を積み重ねることができます。

  • スタイル :短期
  • 取引時間 :数十分~1日(持ち越しなし)
  • 時間足  :5分足〜日足
  • 狙う利幅 :10〜50pips
  • イメージ :本業の合間にちらちら

日をまたいで取引するリスクを削減できるので、初心者でも比較的取り組みやすいスタイルです。

メリット
・長期保有しないため、リスク管理が行いやすい
・本業の合間に取り組める
・利益機会が比較的多い
・スワップポイントを気にしなくていい

デメリット
・1日以内に決済する必要がある
・一度に大きな利幅は狙いにくい
・相場を頻繁に確認する必要がある
・値動きの激しい通貨ペアは注意が必要
・ポジポジ病にやりやすい

③スイングトレード(短・中期)

スイングトレードとは?
ポジションを数日から数週間程度、保有して大きな値幅を狙うトレードスタイルを言います。

月足や週足などで長期足のトレンドを分析して、その方向へ順張り取引を行っていきます。

  • スタイル:短・中期
  • 取引時間:数日〜数週間
  • 時間足 :1時間足〜日足
  • 狙う利幅:50〜100pips
  • イメージ:エントリーして放置

スイングトレードはスキャルピングやデイトレードよりも長い目線で取引を行います。

注文の頻度が低いことから、会社員や育児で忙しい主婦などにおすすめです。

メリット
・トレードに割く時間が少ない
・利幅が大きく取れる
・スワップポイントでも利益が取れる可能性あり(マイナススワップも)
・短期的な値動きに振り回されない

デメリット
・利益確定を早めてしまうと、リターンが合わない
・含み損に耐えるために一定以上の資金が必要
・含み益でも含み損でも我慢が必要
・ファンダメンタルズ分析のスキルが必要

④ポジショントレード(長期)

ポジショントレードとは?
数週間や数カ月または年単位の期間でポジションを保有するトレードスタイルです。

  • スタイル:長期
  • 取引時間:数ヶ月〜数年
  • 時間足 :日足〜月足
  • 狙う利幅:100〜500pips以上
  • イメージ:放置しすぎて忘れてる

ポジショントレードは長いときには年単位で取引を行います。

そのためあまりチャートを見たくない人や、自分のペースでゆったりトレードしたい人におすすめです。

メリット

・トレードに割く時間が少ない
・利幅が大きく取れる
・スワップポイントでも利益が取れる可能性あり(マイナススワップも)
・短期的な値動きに振り回されない

デメリット
・利益確定を早めてしまうと、リターンが合わない
・含み損に耐えるためにスイング以上の資金が必要
・1回の取引における損失の幅が大きくなる
・ファンダメンタルズ分析のスキルが必要

どのトレードスタイルが良い?

りおな

基本的に会社員の人はスイングでOKです!

FXはスキャルピングを除き、エントリー・利確・損切りなど、トレードをする時間よりも圧倒的に待ち時間の方が多いです。

普段仕事をしている会社員が短期間で何度もトレードタイミングを考えて、トレードするのは圧倒的に勝率を下げます。

なので専業トレーダー以外は、スイングトレードでエントリーポイントを絞って、余計なエントリーはせずに(ここ重要)、リスクリワードを意識して、地道に待つということを繰り返していくのがアンパイな方法かと思います。

りおな

初心者が最初からスキャルピングを練習するとポジポジ病になってしまう可能性が高いですよ〜。

焦らずに損失をいかに出さず、利益を残していくかを考えながらトレード手法は決めていきましょう!